ぽんすけの目指せ投資で億り人

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【書評】ジム・クレイマーの「株式投資大作戦」を要約!田端信太郎さんも株式投資ならこの一冊とおすすめ!

こんにちは
ぽんすけ(@info_simplify)です

週末に田端信太郎さんがおすすめする投資の本を少しずつ読み進めています

▼今まで読んできた本はこちら!
www.pnske.com

www.pnske.com

どちらの本も内容が濃く学ぶことが多かったです!

そこで次の本を選ぼうといつもどおりツイッターで検索していたら

ジム・クレイマーの「株式投資大作戦」がおすすめされていました!

こちらも骨太の本ですが
株式投資をするときに、これだけのことを考えておかないと
稼ぐことが難しいと痛感しました

ポイントはバイ・アンド・ホームワーク!

それではご紹介!

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ともかくゲームに参加し続けることだ

ゲームに参加し続けることこそが
株式投資で成功するための究極のレッスンであり
それこそが成功した最大の秘訣
大きく儲けられる時に、その場にいてチャンスを見逃さなかったからこそ、大儲けできた
事がうまくいかない時にも、弱気になったり、うんざりしたり、やけくそになったりしなかったからだ


さあ始めよう

愚かにも信じていた金科玉条

  • 株式は買い待ちすべし、それが一番儲かる方法
  • トレーディング(短期売買)は間違い、長期保有が正解
  • 投機は悪の極み

「じっと待ってる」だけでは身の破滅

配当を継続的に支払い続ける優良企業の株式を買い持ちすると
長期的には素晴らしい成果が得られる
値上がり益ではなく配当部分の累積行動によって
株式が債権よりも高い価値の増殖をもたらす
だから安定した配当がなければ、株式投資は負けたも同然なのだ


ガルフ・オイルの合併に賭けて大成功

確かな情報に基づく投機は、実は最高の投資


株式投資は売買するゲーム

大事なのは将来に対する判断力

いくらで買ったかはどうでもいい
過去は関係ないんだ
唯一大事なことは
これから何が起こるかなのだ

ベーシス(取得価格)
自分がその銘柄を購入した時に支払った金額を指す
例えばベーシスが34ドルで
今の株価が28ドルだとする
含み損の存在によって意思決定プロセスが左右されるだろう
それは損失を確定してしまうのは嫌だから
これは「損失モード」に入っている証拠

損失が出ているのは客観的事実なのに
投資決定上何の約にも立たない
将来がどれだけ明るいか暗いかこそが問題


株式売買の教訓1

株式を売買する意思決定に際しては
いくらで買ったかではなく
これから先どうなるかだけ考えて決めること


株式売買の教訓2

とんな銘柄でも、売買する時は指値注文を使う

一株にいくらの値段だったら喜んで払うかを
自分でしっかり決めてから注文を出す


株価の割高、割安を探る方程式

一株に対して支払う値段は
ある意味ではどうでもいい

例えばワールプールが明日、1対2の株式分割をしたら
1株あたりの株価は半減する

2対1の株式併合を決めたら
途端に1株あたり株価は上昇する

要するに1株当たり株価というのは
発行会社が自分たちの意思でいつでも、いかようにも変更できる
便宜的な数値にすぎない
株価自体はその銘柄が割高か割安かについては
何も教えてくれない

株価収益率(PER)
株価を前年の1株あたりの利益で割る

ウォール街で重視されるのは
一にも二にも、何をおいても会社の一株当たり利益の期待成長率の大きさ

成長はどのようにして測られるか
一株当たり利益(EPS一株当たり利益)のパターンを見ることから始める

配当の額自体が重要なのではなく
配当を株価で割った
配当利回りこそが比較可能な評価尺度

S&Pをベンチマークとして比較し
低い株価収益率で売買されているのに、早く成長していたとしたら、お買い得


誰も教えてくれなかった株の基本

余裕資金ならリスクも大きく取れる

20代
高成長銘柄からなる株式ポートフォリオか投資信託
50%までは投機

30代
安定的に配当を支払っているか
近い将来配当を支払うことが見込まれる銘柄に投資
投機の割合を縮小
40%までは投機

40代
債権を運用対象に加える
債権は大きく成長させるわけではないが、増殖した価値の保存剤のようなもの
30%までは投機

60代
もう働きたくない場合は
資産の大部分を債権で保有すべき
この時点では財産を大きく成長させるチャンスは限られている
たとえ高いリターンか見込まれたとしても
それに伴うリスクを正当化できるほどの余裕はない

余裕資金があってこそ
賭けに出て、大きなリスクを取って大儲けすることが可能


ホームワークで探すべき情報

「バイ・アンド・ホームワーク」が基本

保有銘柄1つにつき週に1時間は必要

基本的なホームワーク

  • 企業が公表するすべての報告書、四半期報告書や年次報告書を含む、あらゆるもの
  • 重要な記事
  • コンファレンス・コールも聞かなければならない
  • アナリスト・レポートも読まなければならない

どんな銘柄でも、投資する前に必ずコンファレンス・コールを聞くべき


コンファレンス・コールで調べたい情報とは何か
  • 会社の経営がうまくいっているのかどうか、つまりその会社の健康状態
  • その会社が売上で測った時にどのくらいの速度で成長しているのか
  • また一株あたりに利益に基づくとどれだけ利益を上げているのか

保有銘柄が若い会社ならば、高い売上成長率が期待される
長い歴史のある会社なら、売上を利益につなげ、安定的に配当を生み出せるようになっていること


会社の業績が予想より好調の判断方法

売上粗利益率(グロスマージン)
売上から仕入れコストを引いて手元に残るの利益の大きさ

一般に会社は、製品に対して希望通りの値札を付けることができれば
大きなマージンを得ることができる
一番大きいのは競争相手がいないこと(独占企業)

家電業界であれば、競争は熾烈で製品価格を引き上げることなどできない
典型的な循環型ビジネス
※洗濯機や乾燥機なら、懐具合が厳しければ回日控えすることができる

医薬品会社であれば、利益は安定的に成長し、景気の上昇を必要としない
そうした銘柄は「安定」成長株と呼ばれる
※薬なら高いからといって飲むのをやめるわけにはいかない


ホームワークの中でも重要な評価要素

その企業が平均よりも早く成長しているかどうか
会社の成長率がS&P500の平均成長率と比較
さらに、株価収益率をS&P500平均と比較

お買い得銘柄は
S&P500よりも早い速度で売上や利益が成長しているのに
平均よりも低い株価収益率で売買されているような会社

割高な銘柄
平均よりも高い株価収益率で売買されているのに
平均以下の速度でしか成長していない


まず健全な会社かどうかを確認する

チェックすべき問題が利益や売上の成長率だけなら、比較的簡単だが
その会社が財務的に健全であるかどうかも確認する
⇒財務諸表で金利払以上のキャッシュを稼いでいるかどうか、または、負債がほとんどない会社


投資とは予想がすべてなのだ

需要と供給が分刻みの株価を決定する
人々は株式を売買するとき
まるで実際の会社を売買していると思っている
株式というのは結局のところ市場で売買され
その値段が大手機関投資家連中によって操作されて
上がったり下がったりする
単なる紙切れにすぎない

需給がタイトでなくなったというのをどうやって知ることができるか
出来高の急増を見れば
この銘柄から手を引こうとしている人々が急増し
それが需給バランスを大きく崩し
株式をだぶつかせていることがわかる


銘柄選択のための「黄金のルール」

一時に全額を投入すべからず

年間拠出額を毎月投資
しかし相場が大きく下げる局面
10%の下げの局面では翌月分を繰り上げて、2ヶ月分相当を投資
15%の下げにもなるときは、3ヶ月分をまとめて投入
20%の下げ相場では、そのときは残っていたすべての拠出予定額をつぎ込んだ


途中退場は許されない

株式投資は、結局のところ我慢比べの長期ゲーム
ある局面ではポートフォリオを全部現金で持ちたいと思うこともあり
また別の局面では1セント残らず賭けてみたいと思うこともある