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【書評】掃除で心が整えられる光明寺 僧侶 松本紹圭さんの「お坊さんが教える こころが整う掃除の本」!ミニマリストなら必読です!

こんにちは
ぽんすけ(@info_simplify)です

今回読んだのは「お坊さんが教える こころが整う掃除の本」!

たまたま手に取った一冊だったのですが
掃除に対する考え方が大きく変わりました!

今まで行っていた風呂や、洗濯、玄関、トイレ掃除
これらをお坊さんからの視点で見ると
こんなに深く考えられ、掃除を大切にしているんだとよくわかりました

特にお気に入りの章が「ものを持たない」
自分もミニマリストとして普段生活していますが
ものを持たないことに対する良さが際立っていました(*´▽`*)

特に年始のこの時期
掃除に対する考えをアップデートすることで
一年を素敵に過ごせるオススメの一冊です!

それではご紹介!

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はじめに

お坊さんの一日は掃除からはじまる
それは、心のくもりをはらうために行う

煩悩を掃き清めるように、ちりをのぞく
執着を削ぎ落とすように、汚れを磨く

掃除とは、汚れるからするのではなく
こころを磨く「修行」


ごみについて

ものを大事にしない人は、人も大事にしない
しかし、「もったいない」からといって
何でも押入れにしまい込むのはいけない
使わないものであれば、感謝し、必要とする人のところへ気持ちよく送り出す


掃除と片付けの時間帯

掃除は朝

1日の朝一番に掃除を行う
夜明け前の冷たく張り詰めた空気に身をさらせば
自然と気持ちも引き締まり、1日をはじめる気力が湧いてくる
みんなが起きてくる頃には、すでにやるべき掃除を終え、今日の仕事に向かう準備が整っている
朝の掃除によってこころに余裕が生まれ
快適な1日が過ごせるようになる


片付けは夜

夜寝る前は、身の回りの片付け
翌朝「清々しい気持ち」で掃除に取りかかるためには、部屋が整っていることが大切

掃除も片付けも大切なのは「続ける事」


空気の入れ替え

掃除の前にやるべきこと
窓を開けて空気を入れ替える
空気から掃き清める


明日に持ち越さない

前後際断
過去のことを悔やむことなく
未来のことを案ずることなく
1日1日を精一杯、悔いが残らないように全力を尽くす

こころを磨く掃除においては
「明日に持ち越さない」というルールになる
実は、気持ちが憂鬱になるのは
昨日から溜めたままのものを見つけた瞬間だけではない
「やらなくちゃいけないのに」と思いながら眠ってしまったその間
一晩中、意識の中にもやもやした感情が残る


修繕

ひとつのものを、そのもの命がある限り
大切に直しながら使う生活をしていくと
モノとの向き合い方が変わるとともに
人への向き合いかたも変わってくる

新しいものばかり際限なく追いかける人生は
煩悩の言いなりになって自由を失った人生


カビ対策

どんな部屋でも、ものがひとつもないところに、カビは生えない
余計なものを持たない
余計なものを置かない
いらないものを捨てることも必要


ものを持たない

修行生活中の僧侶は
驚くほど小さな空間で寝起きします

ものを持たない生活はとても心地よいもの

一遍上人(いっぺんしょうにん)はものを所有することに執われず
「無所有」の暮らしを通して
こころの自由を貫いた

ものを持たない身軽で自由な生活をすると
持ち物たちは、みんな「良いもの」ばかりが手元に残る

無一物中無尽蔵(むいちもつちゅうむじんぞう)
何ものも持たず執着しない境地に達すれば
限りない世界が広がってくるという
仏教の空の教え



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