こんにちは
950万円以上を資産運用に回している、ぽんすけ(@info_simplify)です
2019/01/03のフラッシュ・クラッシュ
ドル円で大幅な下落を記録しました
もちろんその下落は豪ドル/NZドルにも影響し
大幅な下げを記録しています
▼その時の記事はこちら
【評価損益-47,469円】トライオートFX 豪ドル/NZドル 2019/01/02の実績・評判 - ぽんすけの目指せ投資で億り人
初めてFXでロスカットを覚悟した瞬間がこの日でした
それまでは自動売買で毎日有効比率のチェックをまったりとするくらいでしたが
このタイミングだけは、そんなまったりなど言えず
大急ぎで資金の追加をしました
なんとかロスカットは免れましたが
自動売買だから大丈夫と余裕ぶっていたら大変なことになっています
それをきっかけにもう少しロスカットはどれくらいでするのか
自分の頭で考えてみたいと思い
こちらの記事にまとめてみました
今まで呼んだことなかった有効比率の計算式や
ロスカットの基準などかなり勉強になりました!
ロスカットの基準さえコントロールできればFXも怖くない!
それではご紹介!
まずは現状の維持率を確認
一番重要なのは「318.20%」と表示されている
有効証拠金の比率です
有効比率の計算式は
「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」
有効証拠金は評価損益に左右されるので常時変動
必要証拠金は建玉の維持に左右されます
※必要証拠金の情報はPCからしか見れないので注意!
必要証拠金について
今回運用しているのは「豪ドル/NZドル」のため「両建て」の情報を見る必要があります
両建て時の証拠金額について
両建て時の証拠金額は、MAX方式です。
必要証拠金額
同一通貨ペアの売建玉と買建玉の証拠金額を比較し、金額の多い方のみ証拠金として必要となります。
「豪ドル/NZドル」の場合豪ドルのほうが金額が多いので証拠金として計算します
2019/01/02を例に取ると「74.34円」
この場合の1kに対する必要証拠金は「3,000円」となります
※1kあたりの必要証拠金一部抜粋
60 ~ 64.999 | ¥2,600 |
---|---|
65 ~ 69.999 | ¥2,800 |
70 ~ 74.999 | ¥3,000 |
75 ~ 79.999 | ¥3,200 |
80 ~ 84.999 | ¥3,400 |
85 ~ 89.999 | ¥3,600 |
https://www.invast.jp/triauto/service/summary/pdf/depositlist_01.pdf
発注証拠金額
新規注文が約定した場合の同一通貨ペアの必要証拠金額を比較し、現在の必要証拠金額を超過する差額分が発注証拠金額になります。
対応する対円通貨ペア一覧
通貨ペア | 対応する対円通貨ペア |
---|---|
ユーロ/米ドル、ユーロ/英ポンド、ユーロ/豪ドル | ユーロ/円 |
豪ドル/米ドル、豪ドル/NZドル | 豪ドル/円 |
英ポンド/米ドル | 英ポンド/円 |
NZドル/米ドル | NZドル/円 |
米ドル/スイスフラン | 米ドル/円 |
必要証拠金 - これがFXの最終形態 トライオートFX | インヴァスト証券
ロスカットの基準
有効証拠金の比率が50%を切るとロスカット!
有効比率 | 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100 |
---|---|
有効証拠金 | お預かりした証拠金額に評価損益等を加えて計算 |
必要証拠金 | げん玉の維持に必要証な金額 |
▼下記のグラフはとても重要なので必ずチェックしましょう!
証拠金不足・アラート・ロスカット - これがFXの最終形態 トライオートFX | インヴァスト証券
ロスカットの目安
私が運用しているトライオートFXのコアレンジャー 豪ドル/NZドルを例に
どこまで下がるとロスカットするか考えてみたいと思います!
例:
【評価損益-47,469円】トライオートFX 豪ドル/NZドル 2019/01/02の実績・評判 - ぽんすけの目指せ投資で億り人
レート | 1.0286ドル |
---|---|
1pips価格 | 7円 |
証拠金 | 378,491円 |
評価損益 | 75,960円 |
有効証拠金 | 302,531円 |
有効証拠比率 | 262.61% |
必要証拠金 | 102,400円 |
ポジション | 32k |
1kの必要証拠金 | 3,200円 |
※1pip = 0.0001
円だけ1pip=0.01
計算式をまずは分解してみる
有効証拠比率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
有効証拠比率 = (証拠金-評価損益) ÷ 必要証拠金 × 100
有効証拠比率 = (証拠金-(変動pips × 1pips価格 × ポジション)) ÷ 必要証拠金 × 100
求めたいのは変動pipsの幅なので計算式は
変動pips = ((有効証拠比率 * 必要証拠金) / 100) - 証拠金) / (1pips価格 × ポジション)
それではこの計算式でロスカットとなるには
どれだけのpipsが変動するか見てみたいと思います!
有効証拠比率が100%を切るタイミング
変動pips = (((100 * 102,400) / 100) - 378,491) / (7 * 32)
結果「1,232pips」
1.0286ドルから1,232pips下がることを考えると
0.9054ドルここまで下がると有効比率が100%となります
有効証拠比率が50%を切るタイミング(ロスカット)
変動pips = (378,491 - (50 - 102,400) / 100) / (7 * 32)
結果「1,461pips」
1.0286ドルから1,461pips下がることを考えると
0.8825ドルここまで下がると有効比率が50%となりロスカットになります
2002年からのチャートを眺めてみると
0.8ドルまで下落したことはありません
ただ重要なのは「下落」ではなく「上昇」のパターン
過去最大を見ると1.35ドル
特に注目すべきは2013年の下落幅です!
1年で1,400pipsは動いています
FXの場合は「売り」ポジションを大量に保有し
上昇した場合も同様にロスカットのリスクがあるため
この辺はちゃんとトレンドや自分の資産状況を把握し
コントロールしていきたいと思います!
▼愛用している証券会社 トライオートFX