こんにちは
ぽんすけ(@info_simplify)です
投資を初めて2年目
株の購入を雰囲気でやっているところが多く
本格的にファンダメンタル分析を導入してみたいと考え始めました!
ただ、ファンダメンタル分析をするにしても何をどう読めばいいのか分からず困っていたのですが
今回出会った一冊は、とても分かりやすく
決算書のハードルを下げてくれました!
決算書には大量の数字が並び
どれを見るべきか
どれと比較すべきか
など混乱してしまいがちですが
「決算書はここだけ読もう」ではポイントが絞られており
完璧に把握することはできなくても
最低限抑えるべきポイントが分かりやすくまとまっています!
まずはこの一冊から始め
決算書に慣れてきてからさらに分析を深めていければと思います!
それではご紹介!
決算書とは
会社が健康かどうかを図る指標
会社が健康であるための条件
- 会社の資金に不足のないこと
- 会社の利益が十分にあること
基本となる3つの決算書
- 貸借対照表(企業の一定の時点での財政状態を示す)
- 損益計算書(企業の一定期間にどのような活動をし、その結果、儲かったか否かを表している=営業の状況を示す)
- キャッシュフロー計算書(企業が、一定期間にどのような活動から現金を増やし、あるいは減らしたかを表している=お金の流れを示す)
貸借対照表(バランス・シート)
貸借対照表に書いてあること
資本の調達源泉とその運用形態を示す
勘定科目とは
貸借対照表には細かい内容まで載せることはできないため
資産、負債、純資産、収益、費用を一定のグループごとに分類する
このような分類を「勘定科目」と呼ぶ
貸借対照表の見るべきポイント(財産状況の見極め方法)
貸借対照表で重要なのは
「資金の調達は返済の必要のない、もしくは長期にわたって返済すればいい資金で構成されていること」
計算式で表すと
固定資産 < 固定負債 + 純資産
この式になるのが理想
損益計算書(PL)
損益計算書に書いてあること
5つの利益が記載されている
損益計算書の見るべきポイント
比較方法は2つ
- 年次比較
- 同業他社比較
比較するときのポイントは増収減益のポイントが何か探す
キャッシュフロー計算書
キャッシュフロー計算書に書いてあること
キャッシュフローとはすぐに使える現金のこと
キャッシュがないと
- 仕入れができない
- 設備投資ができない
- 給料が払えない
- 手形が落ちない
利益が本当の意味での設けになっているのかを判断できる
例:
損益計算書では「利益」とされていても
その入金が済んでいて現金の増加となっているか
まだ実際には入金されていない状態なのかが分かる
利益と資金収支の違い
損益計算書では収益を記載
キャッシュフロー計算書では収入を記載
例:
損益計算書で損失が出ていても
企業活動がすぐにおかしくなるわけではない
赤字を抱えていても銀行等の支援を受けながら活動する場合
滞りなくキャッシュが流れ
企業は活動を続けることができる
キャッシュフロー計算書ではの見るべきポイント
会社の活動を4つに区分け
それぞれの活動から現金が増えたのか、減ったのか
その理由はどういうことかを見るように作られている
そこでは投資をするために営業から稼いだキャッシュを当てたのか
借り入れをして投資したのかなどが分かる
理想的なキャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフロー
⇒プラス
投資活動によるキャッシュフロー
⇒マイナス
財務活動によるキャッシュフロー
⇒(基本的に)マイナス
キャッシュフローで分かる会社のタイプ
営業活動 | 投資活動 | 財務活動 | |
---|---|---|---|
優良型 | プラス | マイナス | マイナス |
積極投資型 | プラス | マイナス | プラス |
出直し型 | プラス | プラス | マイナス |
一発逆転型 | マイナス | マイナス | プラス |
お先真っ暗型 | マイナス | プラス | マイナス |
ほぼ死亡型 | マイナス | プラス | プラス |
生産性について
生産性の分析
労働生産性=一人あたりどれだけ付加価値を獲得できたか
労働生産性分析をする場合
経営資源の投入に対して
どれくらいの成果があったかを見る
生産性向上のキーポイント
固定資産と人件費を確認