こんにちは
ぽんすけ(@info_simplify)です
今回紹介するのは佐藤オオキさんの「問題解決ラボ」です!
色々なプロダクトに対する問題解決について触れられれている一冊で
特にお気に入りの「おわりに」部分を紹介したいと思います
問題解決、デザインって難しいのかな
って思うハードルをぐっとさげてくれます!
それでは佐藤オオキさんの「問題解決ラボ」の紹介です!
おわりに
1つの方法でどんな問題も解決できるほど、世の中は甘くない
なので
「問題を必ず解決する方法を見つける」のではなく
「必ず解決できる問題を見つける」こと
言うなれば、答えを見ながら、それに合っている問題を算数ドリルの中から探す感じ
「3」になるための問題をどれにしようか
「1+1+1」でも「4-1」でも「6÷2」でもいい
ある1つの答えを導いてくれる問題はいくつもあるから
その中から最もフィットするものを選ぶ感覚
マーケティングとは問題から答えを出す技術
デザイナーの思考は、まずは遠く離れたところにポーンと「答え」をイメージ
「仮の答え」でいい
それを意識しながら目の前に山積みになっている課題と照らし合わせて
それに合った「正しい問題」を見つけること
これが「問題解決ラボ」の正体
最初っから難題とにらめっこするのは、本当にしんどい作業
マイナスの状態からゼロに持っていくような気分ですから
行く先は暗くて長い、出口のないトンネルのように感じます
頑張って進んでいくと、今度は背後も真っ暗になり
いよいよテンパってきます
そうなると普段できることもなかなかできなくなるものです
でも、デザイナーの考え方は「あんなことができたら面白いだろうな」
「実現しちゃったらみんな喜ぶだろうな」
という常にワクワクした心境
理想を思い描き、ひたすら妄想する作業なので
どこまでもプラス思考なのです
そして脳も喜んでどんどん動いてくれます
この方法を使えば、これまで問題を上手に解決できずに
さんざん頭を抱えてきた人も何かしら改善の糸口を見つけられるかもしれない