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【書評】本田直之さんの「レバレッジ時間術」!何年経っても本質は変わらない良書!

おはようございます
ぽんすけ(@info_simplify)です

連続で本の紹介となります!
やはり良書は何年後でも良書だなと思い
思わす要点をまとめてみました

今回は本田直之さんの著書
レバレッジ時間術」となります

レバレッジ時間術」はかなりのノウハウが詰め込まれており
新社会人は特に
また、仕事に慣れてきてしまった方も
改めて読み直すと
この本の良さをひしひしと感じます

それではご紹介!


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プロローグ あなたがいつも忙しい理由

「忙しい」ことはカッコいい?

時間を「消費」ではなく「投資」
「投資」することで「時間資産」を築き
「不労所得」的に時間を得ている

一番高くつくのは時間コスト

時間を効率的に使うこと
ゴールに最短ルートでたどりつくことこそ
すべての成功の鍵

時間を「消費」することから
「投資」することへの転換

時間を消費する人、「投資」する人

たとえば「自分の時間を大切にする」とか
「家族との時間が欲しい」といった理由で
9時から5時までしか働かないと決めている人がいたとします
これが時間投資によって作り上げたスタイルならいいのですが
時間効率を上げないまま
単に労働時間をカットしているだけなら
時間資産を増やすことができません


労働環境をめぐる二つの変化

時間の多い少ないにかかわらず
以下に大きな成果を上げるか
限られた時間の中での選択と効率化


「忙しい」と言われない、をルールに

どんな状況に置かれても
けっして「忙しい」とか「いっぱいいっぱい」など言わない

問題なのは
「忙しい」=「これ以上は何もできない」と思い込んでしまうこと

その忙しさは
成功している企業の経営者を凌ぐほどでしょうか
あるいは一刻の大統領や首相より時間に追われているでしょうか


第一章 時間も「投資」で増やす時代

「週90時間労働」の何が間違いか?

週に90時間働いている、という管理職がいたら
私はこう言う

とんでもない
私は週末にはスキーに行くし
金曜日には仲間と連れ立ってパーティーにも出かける
君が同じようにできないのなら
仕事のやり方が間違っているのだ
何に90時間かかっているのか
20個書き出してみるといい
そのうちの10個は意味がないはずだ

「時間度外視」の仕事はありえない

本来の目的とは関係のないところまで
手を出していることが、ありがち

知識労働に再現はありません
問われるのは時間ではなく成果
重要なのは、時間の長さではなく、その密度


何もしないでいるほうがリスク

「時間を投資する」とはどういうことか
核は、「仕組み」を作るために時間を使うということ

やりたいことの時間を「天引き」する

重要なのは、やりたいこと・やるべきことのための時間を
あらかじめスケジュールから「天引き」してしまうこと


増やした時間は「再投資」に回す

投資によって生まれた時間をどう使うか

自分の力をつけるために有効活用すべき

時間投資も同じこと
増えた時間は原則として
新たな仕組みづくりや新しい事業
さらには自分の能力を高める自己投資など
再投資に回すべき


「再現性」を持たせなければ意味がない

常に物事を体系立てて考え
再現性をもたせようとしている


「節約」でブレイクスルーは起きない

自分の仕事や生活のサイクルの中に組み込み
ずっと実行しつづけられる再現性を持たせることが
「仕組み化」


リサーチ-> スクリーニング -> 利益確定

重要なのは、事前リサーチ
自分の仕事全体を見渡して
何が面倒なのか、何に時間がかかっているのかを
自分で把握する

その中でどれについて効率化を図るかを検討するスクリーニング
成果につながること
成果につながらなくても
どうしてもやらなければいけないこと
人に頼めないことなど
ウェイトの大きいものから順位付けをしていきます

思うように効果が上がらなければ無理に続ける必要はありません

実際に投資して利益が出ないようなら早々に損切りし
目標通りの利益が出れば確定する


新人の時間投資、経営者の時間投資

ルーチンの部分を仕組み化し
かかる時間を極力カットすることが
時間投資の第一歩

どこを効率化して時間資産をつくり
それをどこに再投資するか


スピードをだけ上げてもムダになる

「時間効率を上げる」ことと
単にスピードを上げることとは違います
重要なのは時間密度を刻することによって
時間を短縮することであり
時間密度が薄いまま速く仕上げることとは全く別のこと

必要な同じ成果をより短い時間で上げること
そのために最短ルートはどこかを考えて行動することが重要

単に最短ルートを見つけて終わりではありません
次から常に同じルートを通れるようにすること
すなわち再現性を持たせることができて初めて
「仕事を効率化できた」と言える


「ワークライフバランス」をめぐるカン違い

「労働時間の短縮」は、単に働く時間を減らすということではありません
時間投資によって、短時間で同じだけ、
さらにはそれ以上の成果を上げることが大前提で
そこから生まれて時間資産を、プライベートの時間にあてたり
再投資にあてようというもの

私は、本来の「ワークライフバランス」とは
まず遊びや休養などプライベートの時間を確保して残りの時間で働く
ということではないと思います
効率的な仕事をして成果を上げつつ、自動的に時間資産が増えるシステムを作り
その不労所得的な時間資産によって
仕事と生活とのバランスを取っていくのが
あるべき「ワークライフバランス」だと考えています


低い労働生産性、その果に・・・

自分の仕事の進め方やライフスタイルを
常に時間投資の観点から見直すことが重要


第二章 成果はスケジューリングで決まる

レバレッジ・スケジューリングの三本柱

  • 俯瞰逆算スケジュール
  • 時間割
  • タスクリスト

「俯瞰逆算スケジュール」のポイントは
予定全体を俯瞰すること
(「俯瞰」とは高いところから見下ろすという意味)
そして、成果を上げるためのタスクを逆算して考えること


「課題」がなければ「成果」もない

どうすれば今よりよくなるかを考えることが課題であって
「課題」と「成果」とは表裏一体の関係にあります



準備期間一年弱で大学に現役合格

逆算で考えず
たとえば「心を入れ替えて今日から授業をしっかり聞く」とか
「教科書を一から覚える」という方向にエネルギーを注いでいたら
きっと進学はあきらめざるを得なかったと思います


個人の「事業計画」をなぜ持たないのか

「夢に日付をつける」とか
「ビジョンを掲げる」など
目標設定を明確にしている

成功している人は
皆、それぞれのやり方で
将来のゴールから逆算して
今何をすべきかを決めるという
スケジューリングを実践しています


レバレッジ資格試験必勝法

知識のインプットや暗記にとりかかる前に
何をどの程度まで勉強したらよいのかという勉強法の検討に
十分な時間をかけたということ

ゴールに向けての最短距離を探すことに時間を投資

時間家計簿でダラダラ時間をチェック

1日の「時間割」づくり

時間の使い方を、大きく4つのカテゴリーに分類

1つ目は自己投資である「インプット」の時間

人に会う時間、読書の時間など

2つ目は仕事をしている「アウトプット」の時間
3つ目は食事や睡眠などの「生活」の時間
4つ目は自由に使う「プライベート」の時間

分類することにより、自分の生活と
仕事のパターンの大枠が見えてきます


成果を数値化して時間の「厚み」を分析

一ヶ月分の時間家計簿ができたら
「成果」の観点から評価

評価対象「インプット」、「アウトプット」

「成果につながっている」
「成果につながるはずなのに、それだけの成果が上がってない」
「そもそもやる必要のないムダなこと」

どれにあたるのかを評価する
目的は、あくまでも自分が時間を効率的に使うための分析


「インプット」の時間をまず天引きせよ

ポイントは、まず「インプット」の時間を「天引き」すること

優先順

  1. インプット
  2. アウトプット
  3. 生活
  4. プライベート

毎朝の「タスクリスト」はゴールへの最短ルート

毎朝つくる「タスクリスト」

タスクリストの作り方も、俯瞰逆算
カレンダーを見ながら
設定したゴールをクリアするために
いつの時点で何をしなければならないか
そのためには今日、具体的に何をすべきか
というところまで、落とし込む

「物事をできるだけ簡単に」という志向は
長続きして、大きな成果を上げるための大切な条件


第三章 仕組み化・パターン家の絶大な効果

「習慣化」で集中力も高まる

一つひとつの行動に時間の枠を設けることで
その枠内に完結させようというモチベーションが強く働く
必要のないムダなことが排除されるので
時間密度がぐっと高まります
習慣化により集中力が高まる

目的は「規則正しい生活」ではない

「時間割」は、あくまでも成果というリターンを得るための
時間投資であって
規則正しい生活を送ること
それ自体が目的なのではない

知識労働社会で求められているのは
「同じ時間で、より効率的に働く」
「同じ時間ないで、より多くの成果を出す」
働き方


面倒なこと、苦手なことこそパターン化

私が机の上を片付けたり部屋を整理しようと思うのは
「きれいにする」という目的のものではありません
目的はあくまでも、探しものをしないで済む環境を整えること


時間がありすぎるから、時間がなくなる

若いうちから、
「限られた時間の中、以下に成果を上げるか」
「どう工夫すれば速く終わらせられるか」
を常に考えて仕事をする


100点が必要な仕事、80点でいい仕事

やるべき仕事で求められているレベルを見極めるということ
多少時間がかかっても100点満点の制度を求められる仕事なのか
それとも80点でいいからスピードを重視すべき仕事なのか



暗記作業は寝る前にするのがベスト

睡眠との関連で言うと
記憶作業は寝る前にするのが効果的

夜にインプット->睡眠->朝に復讐


休日は「しないこと」を決めておく

平日は「すること」を決めているのに対し、
休日は「しないこと」を決めています

休日に「しないこと」とは「仕事」です

休日に「しないこと」を決めておくのは
自分なりのリミットを定めて
平日の生産性を高めるための工夫の一つ


第四章 「Doing More With Less」への哲学

モットーは「Doing More With Less」

「少ない労力でより多くの成果を」

この言葉を目にするたびに
「時間を有効に使っているか」
「どこかにムダはないか」
と自分自身に問いかけています
どんなに立派な目標を設定しても
絶えず目で確認し
意識付けしていかなければ
人間はすぐに忘れてしまう


10分の1の時間で仕上げる方法を考えよ

「Doing More With Less」を実現するために必要なのは
ドラスティックな発想

今抱えている仕事にかかる時間を半分にできないか
いっそ10分の1に短縮する方法はないか、と考える

やり方を根本的に改めないかぎり
もっと言えば、何かをバッサリ切り捨てない限り不可能

する必要のまったくない仕事
時間の浪費である仕事を見つけ
捨てなければならない
すべての仕事について
まったくしなかったならば何が起こるかを考えればよい
何も起こらないが答えであるならば
その仕事はただちにやめるべきである