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【書評】チェックリストの効果はこの一冊で分かる!良いチェックリスト、悪いチェックリスト「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」の要約!

こんにちは
ぽんすけ(@info_simplify)です

仕事をしているときの

うっかりミス
後でやろうと思っていて忘れたまま

このようなことって身の回りで起きていませんか?

私は多いです。。。
自分のミスが連続しているときは
自分自信がわざとやっているのか?と
疑いたくなるほどです

でもそんなときに、この本に出会ってから
かなりミスは減少しました

それがこちら

アナタはなぜチェックリストを使わないのか?

チェックリストなんて普段当たり前のように使っている
もともと会社にもチェックリストがある

と考えていませんか?
私もそう考えていたのですが
この本を読んでからチェックリストの奥深さと
大切さをよく理解することができました

またチェックリストって
普段の生活でも利用できます

これも効果てきめん!

自分がよさを実感しているだけに
これはぜひおすすめしたい一冊!

それではご紹介!


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序章 外科医の失敗談

どうして私達人間は失敗してしまうのか
多くの場合は「無理」が原因

私達が何かをできる領域では、失敗の原因は二つ
1つ目が「無知
2つ目が「無能
ただしい知識はあるのだが、それを正しく活用できない


第二章 チェックリストと爆撃機

1つ目は人間の記憶力と注意力の危うさ
我々は切羽詰まった状況で当たり前のことをも忘れてしまいがち

2つ目は手順を省く誘惑
すべての手順が毎回必要とは限らない

「ずっとこの手順を省いてきたけれど一度も問題が起きたことはない」
と言いたくなるかもしれない
だが、いつかきっと問題は起きる
最低限必要な手順を具体的に示してくれるチェックリストは
そのような自体への有効な対策となりえる


第三章 高層ビルの建て方

世の中の問題は3つに分類できる
1つ目は「単純な問題
いくつかの基本的な技術を学ぶ必要はあるかもしれないが
それらを覚えてレシピどおりにやれば高確率で成功する

2つ目は「やや複雑な問題
複数の「単純な問題」に分解できることもあるが
単純なレスピは存在しない
予期せぬ困難が頻発し、チームワーク」と専門知識が成功には不可欠
タイミングや協調が重要な課題となる

3つ目は「複雑な問題
子育てがいい例
子供は一人一人が違う
一人子供を育てたからといって、次がうまくいく保証はない
経験は有用だが、それだけでは不十分
「複雑な問題」を先行きが非常に不透明

起こりうる全ての問題を事前に予測するのは不可能だが
問題が発生しやすそうな工程や時期は予想できる
だから事前にコミュニケーションの予定を入れておくことで
問題が発生しても対応できる
提起スケジュールには、いつまでに誰と誰が何について話し合うのか
次の工程に進む前にどの情報を「提起」しなければいけないのかが記されている


第四章 災害への対処法、美味しい料理の作り方、そして私の仮設

リスクがある状況では、上層部は権限を集約してしまいたくなりがちだ

会議室の右側の壁に貼られたチェックリストには必要な手順が詳細に書き込まれており
業者がいつ何をすべきかがはっきりと分かるようになっていた
ミスを予防してリスクを減らすというのは合理的で
このようなチェックリストは単純な仕事にはとても効果的だ

会議室の反対側の壁に貼られてチェックリストは、全く別の哲学で作られてもの
予想外の複雑な問題に対処するには、決定権を中央から末端に分散させるべきだという考え方
各自が知識と経験を生かした対応ができるような権限を与えておく
その代り、コミュニケーションは確実に取らせ、責任も負わせる

審査官は風圧力を計算しなおしたり、ボルト接合よりも溶接が適切か、などの判断は下さない
ロシア・ワーフや新病棟のような大きな建設物が正しく基準を満たしているかを判断するのは
非常に難しく、膨大な量の知識が必要だ
とても一人の審査官の手には負えない
だから審査官はできる限り建築物も審査するが、
しっかりとしたチェックの仕組みが整っているかを主に見るのだ

ウォルマートの役員は、細かい指示を出すのではなく
情報が円滑に伝達されるように全力を注いだ
目標を設定し、進み具体を確認し、できるだけ現場や公共機関と連絡を取ることに専念した

本当に複雑な状況、つまり一個人で、知るのは不可能な量の知識を必要とし
不確定要素が多い状況では、中央から全てを指示しようとすると必ず失敗する
各自が柔軟に行動できる余地が与えるが
お互い協力しあい、共通のゴールへの進み具合を確かめ合うといった制約も設ける
複雑な問題に対処するには自由と制約の適度な配合が欠かせない


第五章 手術をもっと安全にする方法?

成功例にはいくつかも共通点がある
介入の方法がとてもシンプルだということ
次に効果を丁寧に測定していること
そして、介入の効果が増幅して広がっていくものであること

投資利益率(ROI)が高い
てこの原理

一番の障壁は
自分勝手な外科医ではなく、無関心
専門家たちが自分の持ち場のみに集中し、問題が起きても
「それは私には関係ないね」
という態度を取っていては
チームワークどころではない


第六章 良いチェックリストの作り方

悪いチェックリストというのは曖昧でわかりにくい
長すぎて使いにくく、実用に適さない

全ての手順を細かく書き出そうとする
脳を活性化させるのではなく、眠らせてしまうようなチェックリストを作ってしまう

良いチェックリストは明確
効率的で、的確で、どんなに厳しい状況でも簡単に使える
全てを説明しようとはせず、重要な手順だけを忘れないようにさせる
なにより実用的であることが良いチェックリストの条件だ

いつチェックリストを行うか、つまり一時停止をはっきりと決めないといけない

「行動のち確認」のチェックリストにするか
「読むのち行動」のチェックリストにするか


「行動のち確認」

まず各自に知識と経験を元に仕事をしてもらう
そして一時停止に到達したら、なすべきことが全てなされたかをチェックする


「読むのち行動」

確認しながら順番に手順をこなしていく

チェックリストは長すぎてはいけない
原則として項目の数は5個から9個にしておくと良い

人間の脳が一度の保持できるのもそれくらいだと言われている

ただ、この数は絶対に守らなければいけないわけではない
チェックリストが使われる状況に合わせて作ればいい

ただし、一つの一時停止点に60秒から90秒かかってしまうと
チェックリストはかえって邪魔になってしまうことが多い

チェックリストの文章はシンプルで明確でなくてはいけない
その業界にいる人ならば誰でもしっている言葉のみを使うべきだ

そしてチェックリストの見た目も実は重要だ
理想的には1ページに収まり、余計な装飾や色使いは避け
大文字と小文字を使い分けて読みやすくしてあるものが良い

必ず実世界で試用する必要がある

誤解されがちだが
チェックリストはマニュアルではない
全ての手順を詳細に説明するものではない
チェックリストは、熟練者を助けるためのシンプルで使いやすい道具なのだ


第七章 世界規模のテスト

チェックリストはマニュアルではない
方程式でもない
だが、全ての手順においてベストの選択をする手助けはしてくれる

本当に優秀な人はマニュアルやチェックリストなんて使わない
複雑で危険な状況も度胸と工夫で乗り切ってしまう、と思い込んでいるのだ

チェックリストは、業務の邪魔になってしまうような
融通のきかない義務であってはいけない
どんなに単純なチェックリストでも、何度も改訂して洗練していく必要がある
チェックリストには、か習う作成日が記されている


感想

チェックリストの「タイミング」って言われてみれば確かにって思いますが
作るときにそこまで意識してただろうか
チェックリストが曖昧で使いづらくなってないだろうか

このように当たり前のように使っていたチェックリストに対して
色々な疑問をなげかける「きっかけ」を作ってくれる一冊でした

そしてこの考え方ってチェックリストのクオリティが
圧倒的に上がると思います

ちょっとしたことの繰り返しで
仕事のパフォーマンス
私生活でのパフォーマンス
これが変わると思っています

人間は習慣のかたまり

これをサポートするためのチェックリスト

かなりおすすめの一冊です!