こんにちは
ぽんすけ(@info_simplify)です
時間にまつわる様々なHow to本がありますが
この本は時間に対する考え方を正し
それに対してどのような対処を行うと効果的か
科学的なデータを元に紹介されています!
すべては
「忙しい」「時間がない」と感じてしまう理由
結論は、あなたの時間不足は「錯覚」
この一説に凝縮されていると思いました
それではご紹介!
時間にまつわる3つの勘違い
物理的な時間がない
「忙しい」と口に出すたびに
あなたの意識は未来や過去に向かい
そのせいで目の前の本当にやるべきそとに集中できなくなる
本当は余っていたはずの時間が無意味に浪費される
「忙しい」の代わりに「活動的だ」「活発的だ」の言葉を使うこと
やるべきことが多すぎる
大事なのは作業量よりも生産性
やるべきことが多いほど、実は生産性が下がってしまう
なにか大きな成果を出すためには
目的に向かって行動を絞り込む必要がある
「やるべきことが多すぎる」と弱音を吐いている時点で
本当に必要なことを選択できていない証拠
忙しい人は仕事ができる
忙しさと有能さは比例しない
忙しい人ほど仕事できない3つの理由
- 細かい作業が多くて集中力が続かない
- 長時間の労働で脳の働きが下がる
- 働きすぎて体調が悪くなる
1日にジャンルが違う作業をいくつも行うと
タスクを達成する確率が25%も下がった
1回気がそれた集中力を取り戻すまで15分かかってしまう
週の労働時間が30時間超えたところから
認知機能にマイナスの影響が出始める
本当に大事な仕事などは、労働時間30時間以内のところで処理したほうがいい
「忙しそうに振る舞う人」が減らないのは
自己アピールとしてのメリットが大きいからに他ならない
大多数の人が「働くほど成果がでる!」と勘違いしている
あなたの時間不足は錯覚にすぎない
「忙しい」「時間がない」と感じてしまう理由
結論は、あなたの時間不足は「錯覚」
時間ではなく「行動」で自己管理をする
時間感覚を正す7つのフィックス
ゴールコンフリクトを正す
いくつもの目標や欲望がぶつかりあってしまうケース
この状態こそが「時間不足」の感覚を生み出す最大の原因
「わかっているけどやらないコンフリクト」対策
やるしかない仕組みを事前に作っておく
人間は義務感に弱い生き物なので、「やるしかない環境」に自分を追い込んでおくと、目標の達成率は一気に上がる
正しいアーキテクチャを作るポイント
- 減らしたい行動は、実行に必要な手間を増やす
- 増やしたい行動は、実行に必要な手間を減らす
- もっとも増やしたい行動は完全に自動化する
思い込みコンフリクト対策
セルフ・ディスタンシング
自分の悩みを他人事のように見るテクニック
自分にとって最高の友人が同じコンフリクトに悩んでいる姿を想像しながら、頭の中で彼にアドバイスをしてみる
メンタル・タイムトラベル
「この問題が未来にはどうなっているだろうか?」と想像してみるテクニック
あえて不吉な未来をイメージすることで視点が広がり
思い込みを抜け出しやすくなる
無知コンフリクト対策
知的謙遜
「自分の知識はどこまでが限界なのか?」をしっかり把握できている状態
このレベルが高い人ほど長い目で見てものごとを学ぶスピードが速く
意見が違う相手からもどんどん知識を吸収していく傾向がある
時間汚染を防げ!
「マルチタスク」は時間感覚をゆがめてしまう大きな原因
他のことをしながら作業した場合、生産性は40%下がる
ある作業から別の作業へ何度も注意を切り替えると
そのたびに時間に対するプレッシャーは増える
時間が細切れになったかのように思い込み
つねに時間に追われているかのように感じてしまう
まず脳のパニックを抑えるのに効果的なのが「タスクシフト」
気まぐれに作業を切り替えるよりも
「次の時間が決まっている」おかげで脳が安定する
脳は一度に同じ能力を使った時にパニックを起こします
違う能力を使ったマルチタスクであればなんの問題も起きない
問題が起きる例
- メールの返事を書きながらオーディオブックで勉強
- 誰かと話しながらポッドキャストを聞く
問題が起きない例
- ウォーキングマシンを使いながら本を読む
- 皿洗いながらオーディオブックを聞く
リフレーミング
嫌な状況を前向きに解釈することで
ネガティブな感情に立ち向かう
急に横から知らない男性が割り込んできた時
「もしかしたら、この人は奥さんが病気で倒れて忙しいのかもしれない、焦って周りが見えなくなっているんだろう」
時間のプレッシャーに悩むひと
- 時間がなくて焦りを感じたら「自分はワクワクしているだけだ」と声に出してみる
- 同じセリフを3回繰り返して、自分が言ったことを信じ込むように努力する
なかば強引に時間不足のストレスを和らげる
不安になったら「興奮してきた!」と叫んでみてください
と指示した結果成績がよくなった
パワーブリージング
息を吸った長さの倍の時間で吐く
職場の「時間汚染」に打ち勝つ働き方
通勤に強い人と弱い人の差は「目的知識」
いま自分は何のために職場に向かっているのか
これから職場で何をしようとしているのか
このような意識を持つことで通勤に深い意味が生まれ
辛かったはずの電車移動が有意義な時間に変わる
電車の中で経済新聞やニュースサイトを開こうが
移動のストレスから目をそらすためにわっていたら意味がない
通勤中に何をするかではなく
何のためにそれをするかが大事だから
※要は目的意識
通勤時間をコントロールするのは不可能ですが
通勤がもたらすストレスならコントロールできる
通勤時間を使って勉強したい人は「インターバル読者」がおすすめ
- 好きな本を3分読む
- 1分だけ本から目を離し、その間に今読んだ文章を頭の中で要約する
※so whatの練習になりそう