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【書評】室伏広治さんの「ゾーンの入り方」を要約!サラリーマンが辛い時に読むべき一冊でした!

こんにちは
ぽんすけ(@info_simplify)です

何気なく取ったこちらの一冊
室伏広治選手の「ゾーンの入り方

驚きました

こんなにサラリーマンにぐさっと刺さる内容があると考えもしなかったです!

タイトルから集中力の高め方の話かと思っていたのですが
中身はかなり濃かったです

特にお気に入りの話が

  1. 複数の仕事を持つ
  2. 客観視すること
  3. 環境やストレスに柔軟であること

こちらの3点です

サラリーマンの人でスランプであったり
激しいストレスにさらされている場合
この本を通して冷静に分析できるきっかけをもらえると思います

少なくとも自分はかなりの気づきを得ることができました!

ゾーンの入り方」おすすめの一冊です!

「さあ、この状況をどうやって楽しもうか」

それではご紹介!

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はじめに

自分が持っている力を極限まで引き出すにはどうすべきかを追求する
その答えの1つが、集中力

集中力とは
本気で全力を出し切ること

アスリートに限らず、人間が成長するためには
自分の力をすべて出し切ることが大切

本気で全力を出し切ることを実践して初めて
集中力が身につく
集中力が高まり、今まで気づかなかったことに気づけるようになり
見えなかったことが見えるようになり
感じることができなかったことが感じられる
そこに「ゾーン」というものが現れる

そうした集中力、ゾーンを体験することは
「昨日の自分を今日は超えた」
という経験をすることであり、自身を持てるようになる
それが自分の力を高めていく


究極の集中力をつける

どんな状況に置かれても
その場に馴染むことができれば
自分の本来の力を出すことができる

誰しも自分のスタイルというものがあり、戦い方があり、ルーティンがある
そういう条件を自分なりに整えて集中力を発揮するのは大切
しかし「自分なり」のものが強すぎると
外的要因で「自分なり」のことが成り立たない場合
力を発揮できずに終わってしまうことがある

質の良くないものをやっているから
すぐに飽きてしまったり
持続力がなくなってしまったりする
質が悪いものだから
つまらなくて熱中できない

どうも集中できない、どうも持続できない
そういうときは、今取り組んでいることの中身を見直して
質を向上させる工夫をしてみてはどうか


ゾーンに入る

プレッシャーやストレスというものは
必ずしも悪いことではない
高い目標を掲げ、そこに向かって究極の努力をしていくことで
自分の中に様々なスイッチが入り
それが力になっていくことを経験上、実感してきた
自分が目的に向かって一生懸命に取り組んでいるときに感じるストレスに対しては
逃げようとせずに向き合うことも大切
ある程度緊張感。持つことは大切で
重要なのは上手にコントロールできるかどうか


限界の超え方

自分で限界だと思っていたところを超えると
「なんだ、限界なんかじゃなかったんだ」
ということが分かる
そういう経験を重ねると
「いやいや、こんなところに限界はないよ、もっといけるぞ」
と思えるようになる
そして、実際にはそれは限界ではなく
乗り越えられる小さな壁でしかなかったということが後になってみるとわかる
限界などというのはそういうものであり
チャレンジをやめない限りはまだまだ超えられる可能性が十分にある

「限界を超えるエネルギーはどこからくる?」
おもしろいからやっていた
おもしろくてやめられなかった
ほんとの面白さは、最初からあるわけではない
一生懸命に取り組んで上達すると、やがて壁に当たる
その壁を乗り越えようと頑張ることでレベルが上がり
また高度なおもしろさを発見していける
昨日の自分を今日超える
今日の自分を明日超える
そのためにはどうするさ
それを考えて工夫してチャレンジ
この取り組みはいつも、ワクワクするほど楽しい

だいたいにおいて、すぐに「もう限界だ」という人に限って、限界までやっていない
周りの人から見れば限界までやっている人の方が
自分では「いや、まだまだ足りない」と言うもの

世界チャンピオンから学んだのは
技術はもちろんのこと
ハングリーでなければトップになれないということ
貪欲に技術を磨き、貪欲に記録を求め
誰よりも努力すれば
そこには限界なんてない

目標やノルマを達成するための努力が長続きしないと言う人は少なくない
原因の1つに
「誰かに与えられたノルマだから」という場合がある
誰かに与えられたものだけに取り組むのは
最初は楽だが、それを繰り返していくうちに飽きてくる
自分の感覚を信じ、自ら考えて行うのは
慣れないうちは難しいかもしれないが、実は長続きする
そして、どんなことがあっても責任を持つことが大切
誰かに強制されて嫌々なら「つらい」「苦しい」と思うのは仕方ないが
自分が望んだ目標に向かって進んでいる中で、自分で責任を負えば、「努力は疲れる」などと思わないはず
目標に向かっていく途中経過だから、本来ワクワクしながら励んでもおかしくない


ゴールへのアプローチを最適化する

あなたの目標は?目的は?
そう聞かれて明確に答えられなければ、何事も成し遂げることはできない

「目的と目標を定めて最短の起動を描け」
人間には時間に限りがあり
エネルギーにも限りがある
自分が掲げた目標や目的を成し遂げるためには
無駄なく最短でたどり着くことが大切

「目的」と「目標」は混同しない
目的は最終的に実現しようとしている事柄
目標はその目的のために当面、実現させるべき事柄

石巻市を訪れた時の例
アスリートとして金メダルを取るということは目標であって、目的ではない
金メダルを取って子供達に勇気を届けたいというのが目的であって
金メダルそのものは、大事な目的を果たすための当面の目標
いわば、金メダルは子供達に元気を与えるための手段

毎日毎日、競技生活だけに打ち込んで
ずっと記録や勝ち負けだけを目標にしていると
メンタル的に追い込まれて余裕がなくなってくる、行き詰まってくることがある
それが、複数の仕事をもって複数の目標、目的を持つようにすると
それぞれの場所でいつも新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができる
常にいろいろな新しい発見があり
それをそれぞれの場所にフィードバックして活かしていくこともできます

ずっと同じところにいて
ちょっとつらくなったり調子が出なかったりしたとき
逃げ場所というわけてまはありませんが
エネルギーの方向性を変えるのは
気分転換にもなるし
どの仕事にとってもいい影響がありました


客観視

スランプでもがいている人は
「こんなに頑張っているのにどうしてうまくいかないんだ」と憤りさえ覚える
しかし、それは
「自分はちゃんとやっているんだから、ちゃんと結果が出るはずだ」という主観的な考え

「過ちて改めざる、これを過ちという」
「過ちそのものは仕方ないら過ちは改めればそれでよいのだ」

まず感知して、自分で気づき、改善する
そのためにも、客観的に自分を見つめることが大切

※仕事の場合
自分が説明している状況を録音して聞き返す
それが聞けるような説明なのか、何を言っているのか分からないのか
客観視の1つの方法になりそう


人の話に耳を傾ける

何でもかんでも跳ね除けないで、まず聞くだけ聞いてみて
いいと思ったら取り入れればいいし
そう思わなかったらやらなければいい
やってみてダメだったら「全然違うじゃないか」と、あとで言えばいいんだから
とにかくまず聞き入れて、やってみよう

自分で工夫して成長していくことが大前提ではあるが
色々な人の様々なアドバイスを聞くことは
自分で考えて工夫するために不可欠なことだ


「自然体」が一番強い

どんな環境に置かれてもストレスを感じないたくましさを身につけることも大切だと思います
そうした環境の変化にあまり左右されないようになるためには
その状態をあるがままに受け入れることだと思います
気負わず、抗わず、自分が置かれた状況の中で精一杯やることです
どんな場所でもそうできるようになるためには
日頃からどこに行っても馴染むようにしておくのです

どんな人たちに会っても、まず受け入れようとし、馴染もうとする
そういう努力を普段の生活から続けていれば
どの国に行っても、だんだん馴染めるようになってくる
日頃から、どんな状況にも対応できるような訓練をして準備をしておけば
自分の中の拒絶反応はだんだん起こらなくなっていく

「さあ、この状況をどうやって楽しもうか」